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重量挙げとは、バーベルを両手で頭上まで持ち上げ、挙げた重量を競う競技です。
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重量挙げは2種類の競技に分かれます。 試合では、それぞれの挙げることに成功した重量の合計を競います。
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1つ目の競技、スナッチは、バーベルを地面から頭上まで一気に引き上げる競技です。この時、手幅は肩幅の約2倍にしてバーベルを握ります。
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写真(スナッチ)
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スナッチでは一気に引き上げる事が成功条件となっており、途中で止まったり、バーベルを落としてしまった場合は失敗となります。
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2つ目の競技、クリーン&ジャークは、1度バーベルを地面から肩の高さまで挙げ、その後肩から頭上まで押し上げる競技です。
この時の手幅を肩幅と同程度となります。 -
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クリーンは、地面から肩と鎖骨に乗せるまでの動作を指します。
バーベルを肩と鎖骨に乗せたまま立ち上がり、 立ち上がった後、肩から頭上へ挙げます。
この肩から頭上へ持ち上げる動作をジャークと言います。 -
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重量挙げというと、腕力が必要なイメージがありますが、実際はそうではなく、脚力なども重要になってきます。
脚で地面を蹴った反動を利用してバーベルを挙げるため、腕の力はむしろ抜いた方がより脚力を活かすことができますし、体のバネを使うことも出来ます。 -
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単純に見えますが、なかなか奥の深い競技です。
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重量挙げは階級制となっており、現在男子10階級、女子は7階級あります。
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男子:55kg級 / 61kg級 / 67kg級 / 73kg級 / 81kg級 / 89kg級 / 96kg級 /102kg級/109kg級/+109kg級
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女子:45kg級 / 49kg級 / 55kg級 / 59kg級 / 64kg級 / 71kg級 / 76kg級/81kg級/87kg級/+87kg級
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日本人の標準体型から外れた階級(55kg級/109kg級 / +109kg級)は 基本的に選手が少なく有利です。
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